心と体を元気にする人になりたい
体だけではなく、心だけではなく、両方元気にしたい!そんな気持ちで看護職を目指しました。
助産師への道の始まり
大学生の時、産婦人科の実習でお産に関わらせてもらいました。そのとき私は、ピンときました。『私、この分野で働きたい』と。女性の一生に一度のかけがえのないイベントを、女性の立場からより良いものにできるなんて、こんなに素晴らしい仕事はない!と心から感じました。
出産は家族の形が変わる大切な時期
学んでいく中で、出産は単なるイベントではなく、家族の形が変わるプロセスだと知りました。その鍵を握るのが、妊娠期の過ごし方です。妊娠期の準備次第で、産後の体験は大きく変わります。妊娠期は夫婦ともに、新しい家族の形に向き合うための大切な時間です。
妊娠期の重要性を伝えたい
産後のサポートが必要なのはもちろんですが、妊娠期も同様に家族にとって重要な時期であることを伝えたいです。産後が大変だとばかり報道されがちですが、実は妊娠期の心身の準備が、その後の生活に大きく影響を与えるのです。
妊婦さんの共通の願い
妊娠中、よく耳にするのが『薬はなるべく使いたくない』という言葉です。赤ちゃんへの影響を心配する、その気持ち、よくわかります。愛の形ですね。母になっていく過程で自然と生まれる感情です。
妊娠前から知ってほしいセルフケア
ただ、妊娠中に初めて『薬以外の対処法』に気づく方が多いのが現実です。妊娠を機に、自分の体と向き合う機会を持ってほしい。心と体を整え、薬がなくても健やかに過ごせることを知ってもらいたいです。
アロマの可能性とセルフケアの大切さ
アロマは薬を使わずに不快な症状を和らげ、体のケアと心のケアを同時に叶えます。私自身、心と体を元気にする手段としてアロマを取り入れています。そしてそれは、看護師としての使命と合致しました。
日常のケアが未来をつくる
例えば、むくみ、貧血、つわり、肩こり、風邪予防や対処、頭痛ケアなど、これらをアロマがサポートしてくれます。赤ちゃんが生まれた後も、薬に頼らず、日常のケアを実践できたらどんなに助かるでしょう。
母親としての自信を支えるセルフケア
薬が悪いとは思いませんが、「病院に行く前に自分で対処できる方法を知っていること」。それが母親としての自信につながります。どんな時でもあなたが、『私は母親としてよくやっている』と思えることが、育児を楽しむための最重要事項だと思っています。
家庭で育むセルフケア
健康教育がもたらす力
子供の頃から家族に触れられながら育ち、『優しさ』を自然と学んできた子どもは、大人になっても愛し方や人への思いやりを自然に発揮できるものです。病気のときも、まずはお家でできるケアを考えられるようになります。
家庭での健康教育の影響
実際、クライアントさんから『母が薬をあまり使わない人だった。だから私も家庭でのケアや栄養について学びたい』という声を多く聞きます。セルフケアを広めてきた中で、家庭での健康教育が次世代に与える影響の大きさを実感しました。
病院でできることの限界
医療者として病院で待っているだけでは、健康を支えるには限界があります。健康は自分で作るものであり、家庭で育むものです。病院勤務や産後ケアの経験から、多くの人を支えるためには、病院の枠を超えたアプローチが必要だと痛感しました。
多くの人の力になりたい
どうすれば、多くの人が心と体を健やかに保つ知識を持ち、家庭で実践できるようになるのか。考え抜いた結果、私がたどり着いた答えは次の通りです。
私が目指す形
- 楽しさの中で知識を提供すること
- 女性同士のつながりを作り、助産師と関わりが薄くなった後でも、コミュニティで支え合えること
- オンラインを活用し、学びを広げること
- 助産師など、女性に影響を与える人たちにセルフケアを知ってもらうこと
- 家庭でセルフケアを実践し、次世代に健康教育の種をまくこと
- 講師として知識を提供し、支える存在であること
助産師としての私の思い
私は、女性が母親として自信を持ち、育児を楽しむためのサポートをしたい。そのために、セルフケアやアロマを活用し、病院に頼る前にできることを伝えていきたい。あなたが健康を作る力を、一緒に育てていけたらと思っています。